こんな好意の伝え方はNG!都合のいい女にならないために
誰かから何度か言い寄られると、最初はそうでもなかったのにだんだん彼のことが気になり始めてしまう。こんな経験は、誰にでもあると思います。この心理を「好意の返報性」といいます。
恋愛において、この好意の返報性の考え方は非常に大切。だれかのことが好きになった場合、両思いになるための作戦を立てる時に役に立ちます。
でも、行動に移す前にちょっと考えなければいけないことがあります。
それは、作戦も間違えば相手に都合よく利用されかねないということ。今回は、好意の返報性を利用して「都合のいい女」になってしまわないための心がけについてまとめます。
【1】いつか振り向いてくれることを信じて、尽くしすぎてはいませんか?
与えれば何でもいつか返ってくる、努力すれば必ず報われる。こんな言葉をよく聞きますよね。確かに正しいことではあるのですが、恋愛においてはその限りではありません。
例えば、片思い中の彼にお土産をよく買ってくる、言われなくても手伝いをしてあげるなど・・・このような行動を続けていれば、いつか振り向いてくれる。そう思って、甲斐甲斐しく尽くしてしまうという失敗がありがちです。
しかし、尽くしすぎては相手もそれが当たり前になってしまいます。特に、最初からあなたに対する好意のない男性であれば、「この女はいつもお土産をくれるし、仕事を手伝ってくれる、たまにお返しをしてあげればいつまででも尽くしてくれるなぁ」と味をしめてしまいます。
そしてあなたはいつまでも都合のいい女であり続けてしまう、というわけです。
【2】最初からいきなり重い好意はNG!
例えば、毎日通勤電車で一緒になる男性がいるとします。彼と話したことは1度きり。それなのにある日突然、高級な指輪をプレゼントされた!
こんな時、素直に「嬉しい!」と思う女性は少ないはず。びっくりしてお断りしてしまいますよね。
人間は最初から重い好意を受けると、反射的に警戒してしまうため、重い愛情を注いでも好意の返報性は期待できません。
例えば何かをプレゼントするにしても、最初は「お土産を買いすぎちゃった」くらいの気軽さがいいということを覚えておきましょう。
【3】尽くしすぎれば、それが当たり前になる
『1』でも書きましたが、いつものように尽くしていたらそれが当たり前のことになってしまいます。そしていつか、相手に尽くすことをやめた時に「いつもはしてくれるのに何故急にやめてしまうんだ!」と怒られてしまうということもないとは限りません。
繰り返すことで、行動の価値も好意の価値も下がってしまうのです。そしてあなたは、厳しいことを書くようですが、彼の中でただの「貢いでくれる人」以上の存在にはなりえません。
少し好意をチラ見せし、相手が食いついてきそうなところでやめ、またチラ見せして・・・このような非日常性が成功の秘訣と言えます。
【4】好意にも種類があることを忘れないで
好きでもない人からいきなり恋愛感情をぶつけられたら、人はい引いてしまいます。最初は情熱的なアタックをするのではなく、あくまでも「人として尊敬している」という感じで留めておきましょう。
そうすれば相手も変に下心を抱くことなく、あなたのことに人として好意を寄せてくれるはず。そうして、徐々に関係が深まっていくということをしっかり理解しましょう。
彼に好意を伝える際、効果的な方法とありがちな失敗について書いてみましたが、いかがでしたか?
もし自分で「好意の方向性が間違っていたかも」、「愛情が重すぎたかも」と思う方は、今からでも遅くありません、少しずつ行動を改善していけるといいでしょう。
押してダメなら引いてみる。この考え方が恋愛では鍵になるということを覚えておいてくださいね。