【恋愛雑記036】「一緒にいる二人」と、「共に生きる二人」

二時間をちょっと超える長さの映画、彼と彼女がいて、映画後半になってやっと二人は再会する。80年代に、そういう恋物語の映画がありました。が、会って数分で、彼女のほうがばったり死んでしまう。死なないでくれ~!とやるわけですが、

「再会してから、彼女が死ぬまで二分あったか?」くらいの短さなのです。

彼と彼女の映画ですよと宣伝していたのに!なんかスゴイ損した気がする。そういう意味で前代未聞の映画でした。しかも彼女は、映画の前半、「私にはやるべきことがある。だから彼には会いに行かない!」と、意地を張り続けていたのです。

彼のほうも「彼女はそういう人だから」とかなんとか言ってる。

あのね~・・・

その気になれば、会えないこともなかったのです。彼女の周囲も「会いに行きなさいよ」とすすめていたし。

で、女の意地をはった結果が、正味二分の恋愛映画です。

残り二時間は何をしていたのかというと、戦争映画だったので、彼(軍人)のほうが、けっこう忙しかった。

「私は、なにをしに映画館に来たんだろう」と思ったものです。

この映画には、映画のシナリオを担当された先生による小説版があります。愛するということは、互いを見つめることではなく、共に同じ方向を見つめることだ。

「一緒にいる二人」と、「共に生きる二人」とは、別のことなのです。

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