【恋愛雑記054】この男性は、自分を好きにはならないと判ったら・・・
妙な男性がいました。
場所と状況は省略。
初対面いきなり、となりの椅子に座り込んで、「名前は?」と聞いてきた男性です。
電話してくるのは、いつも自分から。
いつも自分から電話をかけていることに、気がついているのか、いないのか。私のほうからは、彼に電話しようとしない。そのことには、最後まで気がつかなかったようです。
私はあなたを避けているよ。とは言わないし、あなたを避けてるよと認識させる気もなかったので・・・。
何度か大ゲンカをしたのですが、彼は電話してくるのをやめない。
もう電話するなとも言えないからね~。言うキッカケもないし・・・。
私のタイプではなかったのですが、それはそれとして、素敵な男性ではありました。
でも、タイプじゃないんだ。
こいつとは相容れないぞ、というのが、なんか判る。向こうもおそらくそうであろう、というのが、話してて判る。
なのに、彼から電話が来る。
彼とは性格も考えることも似ていて、自分がもう一人いるみたい。
互いが何に困っているか、何も言わなくても判る。
だからお互い、必要なら手を貸す、なんとしても救おうとする。
できの悪い彼氏よりは、断然、楽な人物ではありました。彼のおかげで命拾いしたこともある。人が困っている時に、自分がその人が好きかどうかの問題ではありません。
というのは、彼から教わりました。