【恋愛雑記057】男性が、というか男の子が、母親と共に生きられなかったとき
どういうわけか、私の男友だちや彼氏は、母親不在の男性ばかりです。
母親のいる男性の友人というのが、一人も思いだせない。
ただし、これには二種類いる。
母親が物理的にいない、今この世に存在しない男性。いなければいないなりに、それなりにやってますなので、おおむね普通。楽。
手ごわかったのは、彼の母親は、彼と同じ家に住んでいて、物理的にはいるんだが・・・という男性。
いい映画だと思うと、私に教えてくれる。良かったから見に行け。うんうん。いい音楽があると、ダビングしてくれる。彼、音楽の趣味がいいのでラッキ~!
自宅周辺がどんな風か、話して聞かせてくれる。
新緑がきれいだとか、近所にきれいな川があるとか、風が爽快、空が広くて気持ちいい。
他のことも、教えてくれる。
俺もついに、そういう雑誌を買うようになったぞ!
まあね。男の子は、そういう時期が来ないとまずいよねえ。
聞いて聞いて!俺、初めてそういうビデオを見たの!見ちゃったの!
すごい嬉しそうだね。大人になったってことだもんね。良かったね。
彼に自覚があるかどうか知りませんが、彼の持ちこんでくる話のひとつずつが、本当は私とではなく、彼が彼の母親と共有したいことなのです。
今思い出しても、けっこう、キツイ・・・。