【恋愛雑記060】彼が自分より年下で、しかも自分より背が低かったら?
俺、年上の女性が好きなの!お姉さん俺のタイプだから、結婚しよう!
私の前に座り込んだいきなり、そう来た青少年がいます。
彼は宣言どおり、少し年下。私より少しだけ背が低い。
私は甘ったれなので、年は同じか、少し年上がいい。自分より背の高い男性の方がいい。
さて、どうするか?
彼は私に向かって歩こうと、それはそれは必死でした。
なんとか私に追いついて、私の手をひいて、この先ずっと、どこまでも歩いていこう。
ただそれだけしか、頭になかったようです。
俺は古い曲が好きなの。こういうのや、こういうの。パソコンはこれくらいできる。まだはじめたばっかりだけど・・・。
大学院でやってるのは、こういう勉強。もうすぐ修了だから、そしたら地元に戻るから、ついて来て。
自分のことをなにもかも、私に教えようとします。
当たり前です。
彼は見つけていきなりの私の前に座り込んで、そこから始めたのですから、私がどこのどういう人間か、全く知らないのです。
だから、自分のことを教えて、私との間にどのくらいの距離があるのか、その長さを見きわめようとする。
なんとしても、この距離を埋めたい!言葉にはしないのですが、彼の思いや緊張感が伝わってくる。
無念だったのですが、諸般の事情によりこちらからお断り・・・。
大学院生かあ。いいなあ。惜しいことしたなぁ。