【恋愛雑記090】世界のどこにでもあって、日本だけにないもの
海外では、親が子どもに性教育するのが当たり前、親の義務だと聞いたことがあります。
実際、あの国のホームドラマも、この国のホームドラマも、
一瞬、自分を偽りました。正直に言います。
あの国のホームコメディも、この国のホームコメディも、子どもにどう教えようか。お前やれよ。いやよ、あなたがやってよ。
お父さんとお母さんが、いまだかつてない困りようです。いったいどうやって、この厚い壁に立ち向かえばいいのか。
考えあぐねた末、お父さんは決意します。
まかせろ、俺はこういうことはきちんとやる男だ。なにしろ俺は立派な父親だからな!
息子、こっちへ来なさいとリビングへ呼びつけて、向き合ってはみたものの、あ~う~、いい、もう部屋に帰りなさい。
息子はなんだったんだろう?になって、自分の部屋に帰っていきます。
これが娘だと、
わかってるわよ~! もうクラスのみんな知ってるもん、ちゃんとやるって大丈夫、お父さんが心配するようなことやんないから。だからもういいでしょ、お父さん。終わり終わり!
あっという間に、自分の部屋に帰ってしまいます。
そんなんばっかり、やってます。
もうこのパターン何度見たんだか、いいかげん飽きてます。どこの国も同じなんだもの。
でもなぜかこれが、日本のホームドラマだけは、見かけないのですね。
日本の親は、自分で自分の子どもに性教育をするのはイヤで、自分の子どもの性教育を、あんなビデオ、こんな雑誌に任せるのはイヤじゃないんだね。
と、言われたことがあります。