彼の知らないあなたがあっていい

何か悲しいことがあって落ち込んでいる時、彼から「君が考えているこ
とは、よくわかるよ」と優しく言われると、嬉しいですよね。「ああ、
この人は、何も言わないでも私のこのつらい気持ちを分かってくれてい
る、さすがわたしの彼だわ」となります。

でも、普段からこうだったらどうでしょう。「君のことは、俺が全部分
かっているよ」「君なら、こうするだろう」「君には、これ向いてない
と思うよ。俺が一番君のこと理解しているのだから」なんて自分の意見
も聞かずに言われたら、ちょっとイラっとするでしょう。

自分のことを愛しているなら、勝手に判断せず、きちんと自分の意見を
聞いてもらいたいもの。でも、自分は恋人の一番の理解者だと過剰な自
信を持ってしまうと、それは、ある種の束縛にもつながってしまうので
はないでしょうか。

どんなに長い時間を過ごした恋人でも、やはり自分とは生まれも育ちも
違う他人です。

きっと何十年も一緒に生きてきた夫婦でも、100%お互いを理解し合
うということはないのでしょう。仮にできたとしたら、それはあなたに
とって心地良いことでしょうか?彼が予想外の反応をするからこそ、そ
れが彼の新たな発見にもつながり、2人が付き合う面白さがまたうまれ
るのではないでしょうか。

お互い知らない面があるからこそ、相手をより魅力的に感じ、ずっと寄
り添っていたいと思えるのです。彼が知らない私、私が知らない彼を大
切にできたらいいですね。

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