「許される嘘」と「許されない嘘」がある

小さい頃、「嘘をついてはいけません」と言われたと思います。嘘はいけないことです。しかし実際は、「許される嘘」と「許されない嘘」があると思います。

「浮気が見つかっても嘘をつき通せ、それが優しさだ」なんて話しを聞いたことがありませんか?

浮気現場を見られたとしても、「抱き合っていたのは冗談だ」「具合が悪いから介抱していただけだ」と、どんなに
苦しい嘘でもつき通す必要があるのだそうです。そこには、嘘をついてでも相手を繋ぎとめたいと言う思いがあります。浮気はもちろんいけないことです。嘘もいけないことです。しかし、相手を繋ぎとめるためについた嘘は、「必要な嘘」なのです。

人生において物事をつつがなく進めるためや、物事を安定させるために「必要な嘘」はあります。物事を安定させることができてはじめて「許される嘘」になるのです。「許される嘘」は、ある程度時間がたってから、「あの嘘を許してよかったな」と思えるような嘘です。結果的に、嘘をつかれる方にも必要だった嘘、これが「許される嘘」です。

反対に、「許されない嘘」は「必要のない嘘」です。自分を守るためだけにつく嘘や、他人を傷つけるだけの嘘、これらは全くもって「必要のない嘘」です。「許されない嘘」は何も生み出しませんし、誰も幸せにはなりません。

嘘はつかないにこしたことはありません。しかし、嘘をつかなくてはいけない状況になった時には、その嘘は、自分と相手との関係において必要な嘘なのか、相手にとっても必要な嘘なのか、ただの保身のための嘘ではないのか、よく考えてから嘘をつくようにした方がよいでしょう。

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